回転式錠剤機とは?

Rotary Tablet Press

医薬品をはじめとする主な錠剤は原料粉末を圧縮成形する方法で生産されます。

錠剤の成形工程は、①原料粉末の充填、②圧縮成形、③製品取り出しの3工程に分けられ、高い生産性の求められる製造現場では、これらの工程を連続で行えるロータリー式錠剤機が採用されています

全体図

General view

全体図(前面)
定量供給装置
拡大図
攪拌フィードシュ
拡大図
粉末充填機構
拡大図
定量供給装置
攪拌フィードシュ
粉末充填機構
定量供給装置
生産を進めると原料粉末は消費され、次第に粉末の自重から生じる圧力(=密度)も小さくなり、この変化は成形金型への粉末の充填性に悪影響を与えます。 定量供給装置を設けることにより、成形金型への粉末充填圧力が一定に保たれ、生産開始から終了まで安定した生産が行えます。

攪拌フィードシュ
原料粉末を攪拌することで原料粉末の流動性を高め、充填性能を高めます。原料粉末の流動性が良い場合は、粉末の自重だけで充填する開放型フィードシュを利用する場合もあります。

粉末充填機構
必要な量を充填するのではなく、最初に最大量の粉末を充填してから不要な分を擦り切る方式で高精度に充填量を制御しています。山盛りにした計量スプーンを擦り切るのとの同じ原理です。

全体図(背面)
圧成形機構
拡大図
製品排出機構
拡大図
不良錠剤排除機能
拡大図
圧成形機構
製品排出機構
不良錠剤排除機能
圧成形機構
上下に備えた圧縮ロールの間を成型用金型通過させることで充填された粉末を圧縮成形します。 圧縮は予備圧縮と本圧縮の2段圧縮が一般的です。圧縮ロールには成形圧力を検知するセンサが組み込まれ、常に成形状態をモニターしています。

製品排出機構
圧縮成形された粉末は、錠剤となり金型より押し出して機外へ排出されます。 圧縮圧力に異常が検知された場合は、その製品を不良品として排除する機構も備えています。

不良錠剤排除機能
圧縮ロール部で検知した圧縮圧力に異常が感知された場合は、その圧力で成形された錠剤を不良品として排除します。